民法改正・解説コラム 第6回『錯誤法理の改正』|弁護士 ...

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札幌で法律相談は19名の弁護士が所属する、札幌総合法律事務所弁護士 弁護士 小林 令今回のテーマは「錯誤」です。

国語辞典等では、錯誤とは、「あやまり、まちがい、事実と観念とが一致しないこと」などとされていますが、民法上の「錯誤」については、その意義について様々な議論がされており、その議論の内容が、今回の改正民法にも大きく反映されています。

抽象的な議論を述べてもイメージが掴みにくいので、まずは、「錯誤」の具体的な事例について考えてみましょう。

ある製品の売買契約の際、売主A1は、製品を1万ポンド(£)で売る



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